デザインへのこだわり
レザー工房「KOMOREBI」と(株)木和田正昭商店のコラボレーション製品です。デザインは、女性レザーデザイナーのRisa Sakiyama。「シンプルこそ最高に機能的」がテーマ。全く無駄のないシンプルなデザインながら存在感のある太い糸を使用した手縫いのステッチがインパクト大。どこか懐かしい優しさのある雰囲気に仕上げています。
当シリーズの名刺入れです。正真正銘100%ハンドメイドの名刺入れです。縫製は全て手縫いで、通常の手縫いとは違う一目づつ飛ばした特殊製法を施したステッチの美しさが目を引きます。
革の裁断面は全て切り目で、断面の凹凸を職人技の手磨きにより、美しく仕上げています。
この名刺入れは、「プエブロレザー」の特徴を最大限活かす為、敢えて他の素材を使用しておりません。また、革の裏側を覗いてみると、中には、例)「145 牛マーク 1」というような印字がなされているものがあります。これは皮革の大きさと等級1という意味で「プエブロレザー」最高の等級であることを証明しています。この印字は、ある商品とない商品があります。ご了承ください。
機能性へのこだわり
「プエブロレザー」の特徴を最大限活かす為、他の素材を一切使用しておりません。
カード入れ1枚。名刺入れポケット1枚。名刺が約30枚入ります。
素材へのこだわり
ABOUT LEATHER
本体素材の「プエブロレザー」は、イタリア・トスカーナ州に拠点を置く「バダラッシカルロ社」です。同社は、トスカーナ州で10世紀以上に渡って受け継がれてきた伝統的な製法「バケッタ製法」にて皮革を生産しています。「プエブロレザー」は、原皮となる生後2年以上の雌牛のショルダーを純度の高い牛脚油で時間をかけて加油しながら、植物タンニン100%で鞣していきます。これによって、柔軟性と強度に優れ、経年とともに滑らかな手触りの革に変化していきます。
「プエブロレザー」の最大の特徴は、革表面を真鍮製のブラシで擦り、わずかに残っている細かな毛を毛羽立たせることによる表面の細かな傷とザラザラ感です。このマットな質感と同製品の同色でも微妙に違う特別な表情は唯一無二で他の革と一線を画します。また、植物タンニン鞣しならではの優しい香りは女性にも人気です。
加えて「プエブロレザー」の最大の魅力は、経年変化です。使用後から徐々に色が深まるように変化していき、艶が現れます。当然、個人差や個体差はありますが、数年の時間をかけてその経年変化を楽しむことができます。「プエブロレザー」の美しい経年変化は、レザー業界に従事する職人や革好きをも魅了してしまうほどです。
ABOUT YARN
糸は、手縫いの糸の中でも太さと強度を兼ね備えた「シニュー糸」を使用しています。この糸は、経年変化を楽しめることでも知られています。時とともに染み込ませた蜜蝋がぬけていく為、革とは逆に徐々に色が白っぽくなっていき、革とのコントラストがよりはっきりしていきます。しかしながら、ネロに使用のブラック糸とコニャックに使用のナチュラル糸はほとんど色の変化はありませんが、グリージオに使用のホワイト糸は、より白っぽいホワイトに変化していきます。