



想いに忠実に。
細部まで職人の技術を盛り込んだ
「ココロノスガタ」
「光と闇」を表現したデザインを応募してくれたりゅうとさん。
「デザイン画には描き切れなかった想いがあるような気がした」と作品を選んだ職人が語るように、りゅうとさんの心の想いが丁寧に込められた作品となりました。
「ココロノスガタ」というタイトルが目を惹く印象的なデザイン。りゅうとさんの想いに忠実に作られた、完成までのストーリーを職人に聞きました。

語り手:
コニー株式会社寺下
一切の妥協と手間暇を惜しまず
挑んだ制作過程
応募作品は「ココロノスガタ」という印象的なタイトルでした。光と闇が表現されているデザイン画を見て、是非その内面的なところも含め作品に出来ればと思いました。
制作の打ち合わせ中に、りゅうとさんがデザインに対する想いを勇気を振り絞って話してくれたことがとても印象的でした。
ココロノスガタ(心の姿)を鞄として表現するにあたり、ポジティブな部分とネガティブな部分を意識して制作を進めました。
りゅうとさんのデザインと想いに忠実に沿いながらも、細部にこだわり「豊岡鞄」のクオリティを守る。そこを基本姿勢として、弊社なりのアレンジをプラスして盛り込んでいきました。表側は、YKKマグネットホックを活用しワッペンを取り外し可能に。また、デザイン画には描き切れてなかった背胴部分や内装のところは、打合せを通して追加でデザイン画を描いてもらいました。
ワッペン状になっているパーツはすべて細かく切り出し、一つ一つ丁寧にコバ処理を施しています。実際に見ると地味なものですが、細かいところに長年培ってきた技術を盛り込んでいます。時間をかけ、丁寧に、最後まで手を抜かないという気持ちで作り上げました。「豊岡鞄」の審査基準を常に考え、素材や縫製の見た目や耐久性を意識。長く愛着をもって使ってもらえるよう革の鞄を作りました。
実際に鞄が出来上がった時は、達成感と同時に豊岡鞄の認定審査に合格できるか不安も少しありました。それ以上に、りゅうとさんに喜んでもらえるかの期待感も大きかったです。
打合せや製作過程を通して、普段会社では経験できないような自由な発想での鞄づくりを経験させてもらいました。
りゅうとさんやご家族様にとっても、2025年の思い出の1ページになってくれると嬉しいです。
夢が叶ったときの感想は?
作者のりゅうとさんに聞きました
−「夢のかばん」を受け取ったとき、どんな気持ちになりましたか?
すごく嬉しかったです。
−「夢のかばん」を持って、どんなところに行きたいですか?
友達と遊びに行きたいです。
−職人にひとことお願いします!
僕の描いた絵をかばんにしてくれてありがとうございました。
(親御さまより)打ち合わせではなかなか話せず、困らせてしまい大変申し訳ありませんでした。それにも関わらずとても素敵なかばんを作っていただき本当に感謝しています。ありがとうございました。
プロジェクト総集ムービーを公開中
プロジェクトのスタートから完結までを動画でご覧いただけます。子どもたちの夢、職人の想い。「夢のかばん」づくりの過程を、オリジナル楽曲とともにお楽しみください。

製作企業

コニー株式会社
持つ人の個性を引き立たせる、上質で洗練された大人の鞄「CREEZAN」やポップでカラフルな革小物を揃えた「itten-itten」を企画から製造・販売まで一貫して手掛ける









